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体験談3

私の友人のFさんは公庫で住宅ローンを組んでいました。

Fさんの会社は比較的大きく、給料も良くボーナスも沢山もらっていたので、購入当初は住宅ローンの返済に困るような要素は全く無いと思われました。しかし、昨今の不況の煽りを受けた会社の業績不振により、給料が下がり、ボーナスもすずめの涙ほどになってしまいました。

滞納を続けて半年ほど経ったころ、とうとう裁判所から、不動産競売開始決定の通知が届いてしまいました。その後はとても大変な思いをしたそうです。競売を聞きつけた不動産業者からの勧誘がとても執拗だったのです。

競売にかかってしまったことで、精神的にも参っている矢先に嵐のような電話勧誘、直接の訪問に至っては近所のことなどお構いなしと言った感じで、ノイローゼ気味になってしまったほどだそうです。心労で奥さんは体を壊してしまいました。どうにか解決策をと考えている折に会社の同僚の方から、任意売却のことを聞き、ワラにもすがる思いで専門業者に相談しました。

その後、業者さんの努力のおかげで入札期日ギリギリで任意売却できたそうです。さらに、残債務の返済についても面倒をみてくれたので、今では毎月の返済に行き詰まることもなく、奥さんの健康を取り戻すこともできたそうです。

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